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数学の勉強法(チャート式・4stepの使い方)

  • 執筆者の写真: 家庭教師 新潟
    家庭教師 新潟
  • 2022年6月1日
  • 読了時間: 3分

多くの高校で配れる参考書

①チャート式

②4step

の使い方の解説です。


・チャート式の例題は解けるようになったのに、模試の問題が解けない

・4stepが難しくて解けない

といった人に向けた内容となっております。


【参考書・問題集の概要】

①チャート式は解説が丁寧な参考書です。そのため分量が多いです。

②4stepは問題数が多い参考書です。解説はほとんどありません。


【数学の勉強で大事なこと】

数学の勉強で大切なことはしっかり自分で問題が解けることです。

・典型的な解法や計算方法を覚えること

・実際に自分で計算できること

が必要ですが、この2つはそれぞれ別の勉強で、①チャート式などの解説系の問題集、②4stepなどの演習系問題集でそれぞれ補うことができます。


【①チャート式について】

①チャート式は解説が詳しいので、問題の解法を理解するにはおすすめです。しかし、解説が詳しすぎるので、読んだだけでわかったつもりになってしまうことが多いことや、分量がとても多く学習するのが難しいです。参考書は1冊やりきることが大切ですが、そのハードルがなかなか高いです。


【②4stepについて】

この問題集は薄くて、持ち運びやすいですが、解説がほとんどありません。計算問題に関しては十分な量があるので、計算力を鍛えたり、実際に理解しているかの確認に使うことができます。学習が十分でない分野の勉強には向いてませんが、ある程度理解している分野、演習をしたい分野の学習にはとても良いです。①チャート式よりも短時間でこなすことができます。


【おすすめの勉強法】

教科書や授業がある程度終わった後のおすすめの学習の仕方です。

  1. ②4stepを進める。(A問題,B問題,発展問題のどこまでかは目標による)しっかり自分で解答し、正解できるかを確かめる。(目標時間を決めるとなお良い。)

  2. 正解できなかった所、全く手の動かなかった所が弱点。ここに関しては②4stepだけで対策をすることはできないので、①チャート式を読んだり、勉強のできる人に聞いて、解説してもらい、再び自分で解く。

  3. ②4stepができるようになれば、計算については問題なく行えるので、次の分野に進んでよいが、余裕があれば①チャート式の例題を眺め、新たな解法や発想を得る。

②4stepを進めることで自分のできてない部分を知ることができます。できない部分の学習をしていくのですが、それを②4stepだけで補うことは難しいので、他の手段で解決しましょう。


3.の①チャート式の例題を眺めるということですが、②4stepが解ければ、大半の例題は見るだけでどうやって解けばよいか頭に浮かぶはずです。そのような問題は実際に解く必要はないです。発想が浮かばなかった問題をメモをして、復習しましょう。他にも解説の部分を読んで、別解などを得ましょう。②4stepである程度の計算力をつけているので効率よく行えます。


【①チャートの色について】

基本的に学校で配られたものでいいかと思いますが、青チャートは結構難しいので黄色チャートを併用するのもおすすめです。黄色チャートは製造される冊数が多いので、数年以内の古本でも数百円で買えることも多いです。わからない問題のときのため、持っておくと便利かと思います。

逆に、黄色チャートが終わったら青チャートをやってみるのもいいです。しっかり、黄色チャートをやり演習もできてるなら、青チャートも1冊分の学習時間は短くなっているはずです。効率よく学習しましょう。


【終わりに】

参考書の使い方についてまとめさせてもらいました。現在、数学の解説系の動画等も多く、わかりやすい授業をご家庭で聞くことができる時代となってます。系科目では、授業を聞いて理解することと、自分で解くということの間にギャップがありますので、しっかり演習をして自分の力にしていってください。


オンラインで家庭教師をしてます。



 
 
 

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