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化学の勉強法①(暗記以外に必要な能力)

  • 執筆者の写真: 家庭教師 新潟
    家庭教師 新潟
  • 2022年6月8日
  • 読了時間: 2分

【概要】

化学・化学基礎の勉強はうまくいっているでしょうか。

化学基礎の前半の授業で元素を20個暗記させられたり、炎の色を覚えさせられたりしたと思います。化学は暗記科目と思ってしまう方も多いかもしれません。しかし、化学では暗記以外の力も必要になってきます。

酸化還元反応あたりから内容が難しくなってくるのですが、このことを理解していないと躓く人が増えてきます。


・暗記したこと活用する力もつける

・類推する力をつける

暗記以外にこういった能力を使い知識を総合することが大切になってきます。



【暗記力と活用力】


①暗記する力

②暗記したことを活用する力


のうち人によって、①、②の能力がどちらが高いかは異なると思います。

ここで私が伝えたいのは、2つの力を組み合わせることの重要性です。


②の活用する力を鍛えることで、①の暗記量を減らすことができます


例として、化学反応式があげられます。

化学反応式を1本1本覚えることができる人もいますし、大変だと感じる人もいます。


反応物は問題文に明記されているので、できる物質がわかると反応式が書けるようになり、その場で作り出せたりもします。

反応式の中には、作り出すのが難しい反応式もあるので、一部の係数は暗記したりなど工夫したりして、①、②を組み合わせることになります。


暗記したことが後から理由が説明されることもあります。(遷移元素に色つきイオンが多い理由など)ひとまず暗記して、勉強した後に理由を聞いてさらに理解を深めていくことも大切です。




【類推する力、具体化する力】

化学では、似たものを思い浮かべたり、具体化する力が問われると思います。

ナトリウムとカリウムなどはよく似た性質を示します。同様に、水酸化ナトリウムと水酸化カリウムも同じような性質を示します。どちらか一方がわからなかったら、知っている方から推測します。


具体化する力としては、アルカリ金属と言われたら、ナトリウム、カリウムなどを思い浮かべる必要があります。

食塩、塩化カリウム、アルカリ金属の塩化物、と言われた場合、だいたい同じような話をしていると思うと良いです。


【化学が楽しいと思えない方】

化学の中で一番化学らしい分野と言ってもいい分野が、化学の後半で習う「無機化合物」です。資料集を読んだり、実験動画を見て、反応の面白さを学ぶと良いです。



オンラインで家庭教師をしてます。化学では、周期表に書き込みをしてもらったりしながら、知識を引き出す力をつけてもらってます。

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